落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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梅がいっぱい その2

やはり二月は「梅に鶯」なのですね。

二日連続、紙切りのお題で「梅に鶯!」が出ました。
そこで弾いた曲が「香に迷う」という唄でございます。

♪香に迷う 梅が軒端に匂い鳥
 花に逢瀬を 待つとせの
 明けて嬉しき けそう文
 開く初音のはずかしく
 まだ解けかぬる薄氷
 雪に想いを 深草の 百夜も通う恋の闇
 君が情けを仮寝の床の 枕片敷く夜もすがら♪

またしてもなんのこっちゃの歌詞なのですが。
恋とか想いとか出てくるので、きっと恋愛の唄なのです。

明けてとか開くとか初音とかとか。
解けかぬるとか。
かなりキワドイ隠語の連発で、唄っているほうは考えると結構照れくさいのです。

邦楽が堅苦しい音楽だと思っている人は多いと思いますが、
実はとんでもないのですよ。
隠語だらけの駄洒落だらけの、な音楽ですから。
楽しいんですから。

昔、三味線のお師匠に
「邦楽はね、隠語だらけなのよ。例えば、扇を開くってなんだかわかる?
女性が股を開くってことなのよ。ほほほ」
対して何か発言しなければと思い、
「昔の人はいろいろ工夫されててすごいですね」
と言うと
「ただ暇だったんだよ」
と返されました。

とりとめのない話になってしまいましたが、今夜はこの辺で・・・
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# by erioneesan | 2006-02-13 00:29 | 紙切り | Trackback