落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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(つづく)

(前回の続きです。6月20日、経堂さばのゆにて

桜井純子さんと『子どもの権利、おとなの権利、私たちの権利』について考えるカフェを

ゲストに弁護士の杉浦ひとみさんをお迎えして、オープンしました。

その際、飛び入りでご参加くださった弁護士の児玉勇二さんにお言葉をいただきました)

児玉さん:児玉です。世田谷は『子どもの権利条約』を広めようという動きが、子どもの人権に関して全国的に推進しているところなんです。

ご存知の通り、児童虐待の話が出ている時に、児童虐待防止センターが出来たのも、児童虐待を社会問題にしたのも、世田谷なんです。保坂氏(注1)らの関連の中で『チャイルドライン』も出来ました。世田谷でいじめの問題をやろう、ということで、子どもの命に関するセンターが作られています。それとプレーパーク。遊び場。あれもいろんなところで作られている。僕は宮坂三丁目に住んでいるんですが、子ども祭り、というものも始まった。今では三丁目だけでなく、広がりを見せていて、ずっと続いている。

世田谷はそんなわけで『子どもの権利条約』を生かそうということで。今『チャイルドライン』も世田谷から出発して、ホシノさん(注2)とかアマノさん(注3)とか、皆さんのつながりで知っていると思いますが、全国的に広がっています。牟田悌三さん(注4)、ボランティアセンターの、とか。

今は、いじめ、体罰、児童虐待、不登校も含めて、戦後最大の件数になって、子どもたちは追い込まれている。『子どもの権利条約』が採択されたけど実現されていない、という。これが根付くように活動していくこと、国際NGOなどが発動しています。

そのような意味では、桜井さんが子どもの権利に対して、杉浦さんを呼んでやろう!と非常に意欲をもってやられているのは、非常にいいなあ、と。

(注1)保坂展人。世田谷区長。

(注2)星野弥生。せたがやチャイルドライン運営委員長。

(注3)天野秀昭。NPO法人プレーパークせたがや理事。

(注4)牟田悌三。俳優。チャイルドライン支援センター初代代表理事。世田谷ボランティア協会元名誉理事長。2009年逝去。

杉浦さん:ありがとうございます。

さっき配布したものを見てください。児玉さんが言われたように、国連からの権利条約について日本の中でちゃんとやってますよ、というレポートを出す研究グループがあって、児玉さんや私も一緒にやっていただいている中で、武田さち子さんという方も一緒にやらせていただいているんですが。


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もっともっと鳥瞰的に見た時に、どこに問題があるか、と。例えば行政がどうなのか、とか。

もともと国の教育自体が子どもが健全に育つようにということを目的にしているのではなくて、人材育成、使える人間を育てる、一部の賢い人間と、従順なたくさんの人間を育てる、そういう発想でどうも動いている、特に安倍政権になってからはそういう傾向が強い、というすごく大きな視点と、学な校の中では管理をきっちりやって体育の先生を校長先生に据えて右向け右みたいな。号令をかけるとか。先生が子どもと接する時間がないくらい忙しくさせて、子どものことを見るよりも書面つけなきゃいけない。先生たちも非常に大変な状況にある。とても子どもに向き合っている状況じゃない、という。なんでここにお金をかけないんだ、なんで軍事費に、という思いをしているのが、学校の状況です。

家庭の中でも、格差の問題とか雇用の問題とかで経済的にすごく大変。経済的に大変というのは、今までの話にもありましたように、子どもには敏感にそれが察知できる。親を思わなきゃいけない、あるいは、他の子どもたちと同じようなものが使えなかったりとか、同じ教育を受けられなかったりとか、そういう差が出来てきて。それがあまりにも固定化すると、結局、自分と他の裕福な人とはもともと違うレベルの人間なんだ、と。平等な立場じゃないんだ、というものまで植え付けてしまうような。経済の問題というのはそういう問題が出てきます。

これがいろんなところに分けて書いてあって、どれひとつ取っても、不健全な子どもを巡る状態を表しているもので、何かあった時にまたチラッと見ていただいて、「あ、ここに書いてあったな」とか。ゼロトレランス、って、なんか一回失敗するともう話を聞いてもう一回やろうねっていうのではなくて、頭ごなしに叩いてしまう、そんなやり方とか。病理現象のようなものが網羅されているものなんですが。ご参考にご覧いただければと思って配布しました。

桜井さん:時間がだいぶ押していますので、他の質問(②嫌だったが乗り越えられた出来事、③先生の対応が納得のいかないものだった記憶、④その対応が違っていたら自分は傷つかなかっただろう出来事)に関しては、自分で書いてみてください。多分、他の方のお話を聞きながら、もっともっと子どもの時代に戻っていった人もいるのではないかな、と思っています。私も、ああそうだ、と思い出したことがたくさんありました。まだお話していない人が3人いらっしゃるので、ぜひ。お題でも感想でも。はなこカフェはみんながなんとなくしゃべるという空間なので。

Pさん :あんまり子どもの頃の話は思い出したくない。ずっとそこに住んでたわけじゃないから。親父が国家公務員だったから転校ばっかりで、それがやっぱり一番つらかった。親しい友達が出来なかった。言葉遣いでからかわれたりするんだよね。いじめじゃないけどね。

えり  :恩田と申します。会を主催させていただいている一人です。皆さんのお話伺ってて、自分の幼少期、思春期を含め、いろいろ思い出しましたけれども。自分は三姉妹の末っ子で、天才秀才鈍才って言われてまして。小学校はまだマシでしたが、中学校が一番きつかったです。「恩田の妹なのに」というのがつきまとう。あと泣き虫なんで、小学校の時はへびの写真を机の上に置かれて、泣くのを面白がられたりしていじめられてました。いじめる、いじめられる対象が変わったりするのも嫌でした。順番に仲間外れにしていく。多分どこでもあったと思うんですけど、あれキツかったんですけど。大人になってほかの国の人に聞くと「そんなのない」って言われて(参加者:日本の伝統文化?)、うーん、日本独特なのかな、と思って。だから、他の国の子どもを取り巻く環境を知ってみたいな、と思いました。

はなこさん:皆さんようこそお越しくださいました。はなこカフェの仲間の一人です。私は給食の時間が一番嫌だったのを思い出しました。3月生まれなので体も小さく、食べる量も少ないのに、食べ終わるまで(参加者:あー…いたいた…)いたでしょ。掃除始まっちゃって机ガーッって後ろにやられてる中で泣きながらオエーとかしながらことが、何度も何度もありました。どう解決したかは覚えていないけど、きっとどこかで吐き出してたのかな。家庭では、父親は明治生まれで、私は遅い子どもで。先妻の兄弟がいて、私は後妻の子どもなんですが、先妻と後妻の子どもで扱いが全然違って。先妻の子どもには家を建てて、後妻の子どもは台風で屋根が飛んだから小屋に住もう、みたいな。学校出るまでそんな感じで。そんなことを思い出しました。

桜井さん:ありがとうございます。で、時間が押しているのでどんどん進んじゃいますね。

     『子どもの権利条約』4つの柱、というのがありまして(1.生きる権利。2.育つ権利。3.守られる権利。4.参加する権利)。私がワークショップをやる時は「この中から何が好きですか」とかやったりするんですが。その中で意図的に選んじゃってすみませんが、12条『意見を表す権利』、13条『表現の自由』、14条『思想・良心・宗教の自由』、15条『プライバシー・名誉は守られる』と来ると、さっき冒頭で出てきた憲法の問題が関わってくることがわかる。『子どもの権利条約』に書かれていることがわかります。

     あと「好きなものなんですか?」って聞くと、31条『休み、遊ぶ権利』とか12条『意見を表す権利』とか、こういうものが権利として認められているんですね、っていう話になっていくんですね。

     この権利さえ子どもたちがまだまだ守れていないこの社会の中で、今後、共謀罪が出来たりした時に、『子どもの権利条約』自体が日本の中でどうなっていくんだろう、と。

     日本というのは、児童福祉の理念の中に「子どもの権利」を入れている。「子どもには権利がある」という法律はないんです、基本的には。守る対象ではあるけど。共謀罪が出来た後に、子どもはどれだけ自由な生活ができるのだろうか、と心配しています。自分も心配です。

     共謀罪がある時代に子どもが暮らしていくんだ、という目線で見た時に、脅かされる権利はここなんじゃないか、とか、ここが気になる、というところがあったら、ご意見をぜひ。時間がすごく押しているので、少しの時間だけなんですが。

Qさん :ひとついいですか。最優先になっているのが、安保体制、つまり、日米同盟が最優先というのが、自民党のDNAに組み込まれているようで。国会でどんどん強行採決されていることも沖縄も、元をただせばこの日米同盟最優先という。日米軍事同盟と憲法九条というのは真っ向から対立しているものであるので。日本政府がずっと継承してきたものがあるのではないかと。(中略) 違いますか。

桜井さん:そうですね。そう思う人が集まっていると思います。

     例えばですね、ここにみんな集まってきて、『子どもの権利条約』を肌感覚で感じて、こういう条約に基づいた環境づくりをしたいな、という話を共謀しているわけです、ははは。ちょっと違いますが、そういう感じになっていくわけじゃないですか。そういった時に、今の共謀罪というのが想像の中でどんなふうに私たちに関わってくるのか、その辺についてお話してみたいと思うのですが。

杉浦さん:共謀罪って270くらいあるんですかね。つぶさには見てませんが。キノコ採りに行くとか、全く関係ないようなことも入ってる、という話は聞くわけなんですが。

     私たちが与えられている状況って、暴力団とか凶悪だと思われるもの以外に広く網がかかっている、という情報しか与えられていないんですね。そういうことをするんじゃないか、っていうことをチェックするために、いろんなところで監視をし始めているんじゃないかって。メールを見るとかネットを見るとか。あるいは、JRとかにも付きますね、カメラが。あちこちにカメラだらけです。私たちの行動は把握しようと思えば全部できる状態で、しかも、それは共謀罪の中の犯罪に当たるかもしれない。

そうなると、一番怖いのが、私たちが当たるか当たらないかの前に、ちょっとやめておこうか、と。もし当たっちゃうとまずいからやめておこうか、と。忖度して、じゃないですが、自粛してしまう。だからつまり、こうやって子どもの話をしようか、というのも、ちょっとやめておこうか、へんなふうに思われたら困るし、って、情報共有の場がなくなってしまう。

     おとなが全てのことに引いてしまって、なにかをすることをやめてしまう、そういう家庭の中で子どもが育ったら、子どもたちも「なんかこれやりたいな」と思っても、ちょっとやめておこう、となってしまう。子どもたちの中にすり込まれていってしまう。一旦すり込まれたものはなかなか抜けていかない。

しかも、個人情報保護とかが出来て、個人の情報を出さなくなりましたよね。プライバシーっていうから、プライバシーのものは出しちゃいけないのかとみんな思い始めて。よく病院で冗談みたいに言われているのが「カルテくれ」って言ったら、自分のカルテなのに「プライバシーの問題があるから出せません」って言われた、とかね。

一旦出さない、行動しないってことが始まっちゃうと、それをもう一回破るのってすごく難しくなってきてしまって、私たち自体が行動から発想から全部抑圧されてってしまう、これが一番怖いんじゃないかって思っています。

今の共謀罪は成立はしてしまったのですが、できればこれは早く廃止にする方向に持っていきたいし、そろそろ施行ですが、ガイドラインも作って、制限以上のものに私たちが歯止めをかけないようにしていかなければならないだろう、と。すり込まれていく行動の壁になるので、すごく恐ろしい、私たちが子どもの頃にすり込まれた恐ろしいものと同じくらい恐ろしい壁になるので、何とかしなければならない。廃止が一番ですが、廃止できないまでも、ガイドラインをきっちり作って国会に働きかけていきたい。そして、これが取っ払われた時にもう一度出ていける活力を自分たちの中に蓄えておかなくてはいけない。そう思っています。非常に抽象的なんですが。

Rさん :会社の中の活動でも、こういう話をすることがあります。特許法に関連した仕事なんですが、特許を調べた時に、それがもし何かに引っかかったら、特許侵害しないために調べたっていうこと自体が共謀罪に当たる、という説もあるので、「当たるかもね」という話はよくしています。捕まえてみるなら捕まえてみろ、と。結局、会社の中ではそういう話は出てこない。だから自分からあえてしています。

Sさん :教科書の副読本に関連する制作、デザインをやっていて。前は東京書籍にいたんですが。教科書に載せるものを会議で決めたりする場合なんですが。教科書を編纂するためのガイドラインを文科省が出してくるんですが、文科省のガイドラインってふわっとしているんです。考える余地がある。検定の時に「合格だけどこう直してください」というのもふわっと言われる。だから腹の探り合いになる。忖度です。共謀罪が出来て、会議の際に政府の意向に沿わないものが入っていたら、その会議一体が全部共謀罪に取られるの?みたいな恐怖があります。政府の意向に沿わないものは全部不合格、ってことにもなりかねないだろうし、あの成立は、教育の現場を見ているものとしてはぞわっとする。(中略) 教科書が変わってくる瞬間だな、と思って恐怖を感じました。

Tさん :上の一点からバーッて来るのはOKだけど、みんなが個々で考えて上に持っていくのがしにくくなるのが怖い。例えば子どもたちだって学校の先生に対して学級会でみんなで話し合ってっていうのがあるけど、それがしにくくなる。上から言われたことを従う、っていう。へんな世の中になっていくような気がします。

Uさん :よくしようとして話し合いをすることが共謀として取られる。

Vさん :すでに職員会議の決定より校長の権限の方が上になっているんですよね。話し合うこと自体が目をつけられかねないですよね。

Wさん :職員会議で多数決を取ってはいけない、とかね。多数決もどうかな、とは思うけど、それもいけないっていうのはどうかな、と。

(しばし教科書問題の話が続く)

Xさん :今、忖度が流行っていますけど、昔からあります。日本の会社では目立つことしないほうがいい、っていう日本の処世術であって、人権の話ではないですよね。安倍さんから人権の話なんて聞いたことない。一番上の人が憲法を守る。憲法って結局人権宣言じゃないですか。公務員は憲法を守るって書いてるけど、一言も守るっていうことをみんな言ってないから、子どもが、個人を大事にするってことを大人も言わないし、子どもの人権っていうけど、親だって自分を大事にするように相手を大事にするっていうことが、日常的にない社会。共謀罪が成立したら、そういうことを言っているだけで「狙われるよ」「マズイよ」「お前と話すのヤダ」ってなる。

児玉さん:だからますます憲法の条約が貴重で、共謀罪については今、国連の人権委員会から報告者が来て、日本の共謀罪について議論しています。いろんな勧告が出るかどうかです。

     『子どもの権利条約』が杉浦さんともども。国連の人たちは、普遍的な子どもの人権の視点で、日本の教育状況も、来年再来年政府レポートが出るとそれぞれ国連に審査させて、日本の人権状況が果たしていいのか、というところなんです。

     それと、憲法が未だに存在していると、これが本当の武器で、というようなことで、このようなカフェが、みんなで話し合っていろいろ考えていくっていうのは非常に大切なことだと思います。

桜井さん:ありがとうございます。

     このはなこカフェを始めるきっかけって『怒れる女子会』ですよね。

今までなかなか政治に関わってこなかった女性が、まだまだ女性が政治に関わるっていうのは日本の中ではできない状態。世界の中でも政治に関わる女性、決定に関わる女性が少ない。男女平等指数が111位。

政治っていうところに女性の意見をもっと言っていこうという。あんまりいい言葉じゃありませんが「オッサン政治はNO」という集まりに参加した二人が何かやっていこう、ということで始めたのがはなこカフェなんです。

そのはなこカフェを始めた時にすごく印象に残っていることがあって。「政治の話を安心してできる状況じゃありません」という人が参加者の中に複数いたんです。会社の中や家の中でも、社会にある普通の関係性の中で政治の話が普通にしづらい、という。

すでにそういう状況だったのが、共謀罪が成立したことで、それが例え力を発揮しなくても、それがあるだけで私たちは自己規制に走るだろうし、そういう話をする人とは話をしない、子どもが危ない目にあるから一緒に遊ばせないほうがいい、そうなっていく気がしています。

本当に大きな転換期に来ていて、好条件は、安倍政権のなぜか下がっている。いろんなことがあるとは思いますが。それは、暴れん坊さんをやるにはいい条件がそろってきたな、と、よくとって、今、私たちが何をやるか、と思ってます。

最初の質問、②嫌だったけど乗り越えられた出来事、というのが自分にあって。えこひいきをする先生に友だちと一緒に直談判したんですね。しかし、それが出来なくなってしまったら、子どもたちは言葉を失っていくだろうし、何も言わない、小学校のことは何も覚えてない、といったような、日常的に小さな風化を作っていくような気がしています。

なので、共謀罪の廃止はどうやっていったらいいんでしょうか。

杉浦さん:まあ、最後は一票なんですけれどもね。一票ってなかなか大変は大変ですよね。でも、できるところからやって、自民党の一強体制はすごくよくない。だから近い選挙のところで、人を選ぶというよりも、こういうことを考えている政党がよくないってことを突き付けていくことがひとつかなと。ひとつ実現したら、もう少し大きいところでもいけるかもしれない、横も、自治体も連鎖していくかもしれない。自分たちで変えていく、ということ。共謀罪の勉強をしていくとかね。コミュニケーションが恐怖になってしまったら一番よくないので、どこまで話せるかどうかっていうのを自分たちでするし、場合によっては議員、国会議員のところに話をしに行ったっていいわけだし。たくさんの人が国会議員に談判しに来ている、ということであれば、考えざるを得ないってことになると思うので。

     おかみがやっていることを従うしかない、っていうんじゃなしに、ものを言っていく。どんな方法でもいいと思うんですよ。国会議員と話し合うのが共謀罪になるなら逮捕しろってことです。

     だから、どういう形でもいろいろやっていっていったらいいと思います。

桜井さん:とにかく、私たちは負けない、という、ここに存在している、ということ自体が力なんではないかと。

最後に一つ。一票は力になる、という話と逆の話なんですが。

     今、都議会議員選挙がもうすぐ始まりますが、豊洲の問題ありますね。あれは東日本大震災が起きた日に強行採決されて予算がつけられているんです。世田谷選挙区から出ていた塙さんていう当時民主党の議員がずっと反対の立場を取っていたんだけど、数週間行方をくらまして、3月11日に現れて反対から賛成に変わったことで、一票差で豊洲が決まったんです。だから、この一議席がなかったら決められなかった。私たちの税金は使われることはなかったかもしれない。政治の動き方っていうのは、実は一議席一議席の動き方で本当に大きく変わるってことをこの事例が物語っているんです。

     私たちの思いを伝える一議席をしっかり確保していくっていうことが大事だと改めて感じました。

     それを積み重ねることによって廃止せざるを得ない空気っていうか、力を出していくことが出来るだろうなと思っています。

     あと、都民ファーストって出てますが。あれは石原慎太郎都知事の時代と同じかそれ以上に都知事の権限を強化するものにつながっていくんだ、ということを私は思っています。なので、冷静に見てみてください。国に転じてみたらどういう状況かってこと。一強という状況が、議論もしないで物事を決めていけるような力を与えていくっていうことに繋がるんです。それを許すっていうこと自体が、私たちの生活にどう影響するのかを考えると、あの状況を違った角度で見ることができるんではないかと思います。

     豊洲の強行採決をさせた一議席、そしてまとまった議席、そして、今、一強のところに流れ込もうとしている大きな力の中にみんなが集まっていく、そういうことが何を封じ込めるのかっていうことを考えると、今日の、安心してしゃべることのできる場は、私たちに何を問いかけているのかなと。私たちが作った場ではありますが、やむに已まれず、というか、やらなきゃ、ということで、えりさん、はなこさんが用意してくれた場です。これを、私たちは欲している、と。その源を考えていきたい、と思います。

杉浦さん:今日は本当にありがとうございました。

     皆さんからいただいた、子どもの頃の話を聞いて、子どもっていうのはどういうものか、というのを改めて考えさせていただきました。これからの子どもたちのためにも、ものを言えない、とか、人とのコミュニケーションで豊かになることが出来ない、閉ざされた社会にしないためにも、一票一票大事に使いたい。子どものためにも考えていきたい、とつくづく思います。

桜井さん:ありがとうございます。

お渡ししたチラシの中に私の考えている政策について書いてるので、暇つぶしに読んでみてください。東京都議会選挙はすごく重大なものを私たちに突き付けていると思っています。

それでは最後にえりさん。

えり  :本日はお集まりいただきましてありがとうございました。杉浦さん、そして、桜井さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。

     私、共謀罪についてはですね、もう適用されようじゃないかぐらいに思っています。(場内爆笑) 真っ先にあそこを満杯にしてやろうじゃねえかと。やれるもんならやってみろ、と思っております。こういう心意気でまたこういう機会を設けたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。お疲れ様でございました。

桜井さん:お疲れ様でした。

杉浦さん:桜井さん!頑張ってください!

桜井さん:ありがとうございます!

(お開き)


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by erioneesan | 2017-07-01 20:16 | Trackback