落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2016年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

8月16日

12時。昼寝の目覚ましが鳴りまして。
シャギリ隊集合時間は12時30分。
その後の流れがわからないので、とにかくご飯(すでに3食目)。
朝担当の帰りしなにいただいた煮物とおにぎりが美味しい。

12時15分になったので
貸していただいた衣装に着替え、集合場所の公民館二階へ向かうと
リーダーの文ちゃん、よっちゃんを始め
さっきまで一緒に炊き事をしてた人々が、既に着替えて待機しておりました。
パワフルだ。
太鼓3人、三味線15、6人、全員女性のシャギリ隊。
何だか初めて参加する気がしないな。お囃子と同じ全女体制だからかな。

「はい!練習!ソーレ!」
太鼓のゆみちゃん、民ちゃんの音頭で、部屋の中で輪になって歩きながら弾く練習。
何度か繰り返しながら息を合わせていきます。

13時。「はい、じゃあ行くよー!」
公民館から外に出て「並んで並んでー」
なんとなく並ぶ順番があったようですが、よくわからなかったので人任せに並んで。
で、どっちにどう進むんだろ。
「こっち!こっち先頭!」
そっか、太鼓のゆみちゃんが先頭だ。どうやら港に向かって歩いて行くらしい。

「ソーレ!!!」
おお、始まった。
ドンツツツンツン テレテツツントン ドンチチチンチンチャン
「イーア!!!」
チンチリチンチン チリチレツンテン チリトチチンチンチャン
「イーア!!!」
チンチンツンテン ツンテツテンチン チリツチテンツントン♪

歩きながら弾くのって難しいなぁ…
かぶってる笠が曲がるなぁ…
衿にかけてる水色の襷がヒラヒラして飛んでっちゃいそうだなぁ…
照れ臭いから眼鏡外しといて正解だったなぁ…
でも回りがよく見えないなぁ…
前のあとみさんについてけばいいからいいや…
で、どこまで弾き歩き続けるのかな…

列が長いので、途中から前の方と後ろの方と調子が合わず
「早い早い!」
ゆみちゃんが幾度となく告げに来ますが、なかなか合いません。

「えりちゃん!」ギャラリーの中から声がかかりました。
4月のおしえり公演で知り合った、京都のとくさんでした。
親戚のおじさんがふいに現れた感じがして、なんだか照れ臭い。

f0049446_9482625.jpg

(写真:京都のとくさん)

そうこうしているうちに
「はい!止まってー!」港をしばらく過ぎたあたりで休憩。
「はい!お茶!お茶!」冷たいびわ茶が振る舞われます。
小さな女の子もお手伝い。
「ありがとう」と受け取ると、うつむきがちに笑顔。可愛い。

しかし暑い。
止まると暑さが急に訪れます。
暑い。飲みたい。何を。もちろん、麦の命水を。

「はい!戻るよ!ソーレ!!!」
あ、戻るんだ。びわ茶を飲み干し再び構えます。
「ソーレ!!!」「イーア!!!」

またしばらくすると止まりました。
左には水面から直接昇れる階段があり。
なるほど、ここから神様を迎えるのか。
大分へ迎えに行った一行が神様をお連れして戻って来るのを待ちます。

しかし暑い。
止まると暑さが急に訪れます。
暑い。飲みたい。何を。

「お茶飲みたい人はそっちにあるから!」
小さな巫女さんらが待機しているおうちの土間に
びわ茶の入った大きな給水器が置いてあります。

「ない…ですかね…」
「お茶?あるよ」
「いや…お茶じゃなくて…ビール…」
「あー、ないねぇ」
「ですよね…」

しばらくすると
「ゆみちゃん!ビールビール!」ゆみちゃんにビールが支給されます。
あ、命水…
「違う、三味線の人が飲みたいって」
えええ!わ!わわわ!
そうなんです。
ここの島の人々は、このさりげない気遣いのオンパレードなのです。
「ありがとうございます!」遠慮なく有り難くいただきます!

「あ。ビールのんでる」
「ほんとだ。ビールのんでる」
「ほんとだ。いけないんだー」
「へへへ。だよねー」
真面目な巫女さんらに軽蔑されながらゴクリゴクリ。美味しい。
よーし!暑いけど頑張る!なんて現金なんでしょう。

f0049446_9492835.jpg

(写真:纐纈さん)

さらにしばらくして、西方から船一行が戻って来ました。
「ソーレ!!!」「イーア!!!」
陸に上がって来られた皆さんを島の東に建てられた仮神殿まで先導します。

「ハイー!おわりー!お疲れ様でしたー!」
あ。終わりなんだ。
無事に皆さんをお届け出来てよかった。よかったよかった。
結構長い時間弾いてた気がするんだけど
終わってしまうとあっという間だ。
4年後も参加できるといいな。。。
と、感慨に浸る間もなく三々五々。
夜は当番に入ってないけど、何かをしなくてはならない気がして
さっさと宿へ戻り、神舞Tシャツに着替え
お借りした衣装を抱えて、再び公民館へと向かったのでした。

(つづく)

















[PR]
by erioneesan | 2016-08-29 09:51 | Trackback
8月16日朝〜昼。
弁当150食を作るという、衝撃の炊き事初体験の後
昼寝をしてシャギリ隊に参加したので、そのことを書いてたんですが
なんかその間に大事なことを忘れているような気がして携帯写メを見返していたら。
ありました。
非常に重要な写真が出てきました。
これがなくては神舞ではない、という重要なものです。
そうです、神舞最初の行事『入船』です。

炊き事から宿に戻ったら誰もいないので
なんで誰もいないんだろうと思って
なんとなく港のほうに向かったら人がたくさんいて。
そうだ!『入船』だ!危うく見逃すとこだった!

二艘の木造船にはそれぞれ
船先に仮装した男子、船中に漕ぎ手20人
船尾に音頭取りの太鼓打ち、船頭、仮装した男子。
この木造船のことを『櫂伝馬船』(かいでんません)と言うのだそうです。
櫂伝馬船の前後には漁船が数艘、護衛のような応援のような感じでついています。
港を出てすぐのところで三週回った後
このお祭りの起源である島の西側、三浦という場所に向かうのだそうです。
そしてそれから船一行は、大分県伊美に神様をお迎えに行くのだそうです。

f0049446_2371763.jpg


ギャラリーの注目の的はなんといっても
船先と船尾に立つ仮装した舞い手の男子たち。
(ケンガイとサイヘイ、だったかな。名前の由来は今度島の人に聞いときます)
立つ、ったって、ただ突っ立ってるだけじゃなく。
舞うんですよ。悠然と大きく舞うのです。
カッコいいんだ、これが。
太鼓と掛け声に合わせてピシッと舞うのです。
でね、船の上に台乗せてその上で舞ってるんで
水面から高さ結構あると思うんですよね。
ピシッ!とか、ピシッ!とかって、舞ってるんですけど
怖くないのかな、落ちたりしないのかな、すごいな、ってね。
あと、舞い手の男子たちも、漕ぎ手の人々も
これは相当稽古を重ねただろうなあ、としみじみ。
頑張れ頑張れー!

船が西のほうに進んでいったので
それを追う人々以外のギャラリーはひとまず解散。
詳しいことはよくわからないけど
なんだかとてもいいものを見せていただき
心が清らかになった気がしました。
次の神舞までに、それぞれの役割や由来について
勉強しておこうと思います。

さて、昼寝から起きたら我らがシャギリ隊の出番です。
シャンシャンしますよー!

(つづく)

f0049446_2394558.jpg










[PR]
by erioneesan | 2016-08-27 02:39 | Trackback
8月16日、神舞初日の朝がやってまいりました。

5時の目覚ましが鳴りまして。
もう少し。もう少し。あと10分。あと5分。

5時半の目覚ましが鳴りまして。
さすがにもう起きないと、と居間に降りると
他の皆さんは台所に立っており。
そして朝ご飯が着々と出来ており。
素晴らしい!そしてごめんなさい!
前日、島のお店『えびすや』さんで買った
オレンジをわけわけする係りだけやってお茶を濁しました。
「美味しいねえ」「豪華な朝ご飯だねえ」ワイワイ食べていたら
あっという間に集合時間の5分前。
「ヤベ!!!行こ行こ!!!」
前日支給された神舞Tシャツ(2枚も!太っ腹!)に着替えて
同じく朝担当のポレポレ中植さんと小走りで公民館一階の調理場へ。

「おはようございます!よろしくお願いします!」
「ああー!遠いところすみませんねえ!よろしくお願いしますねえ!」
入るとすでに幅広い年齢層のお姉さんたちが忙しく動いていました。

朝当番の役目は弁当150食と湯鯛。
中のおかずは、天ぷら+こんにゃく+石豆腐+昆布巻、の煮物に
磯辺揚げ、ウインナー、かまぼこ、卵焼き。
さて、何をどう手伝ったらよいのやら。。。
ボンヤリしている自分とは対照的にポレポレ中植さんは
みんなの中に入って仕事を見つけてはテキパキとこなしており。
すごいなあ。。。えらいなあ。。。眠いなあ。。。
と、ボンヤリしていると、四角いフライパンが目の前に。
「はい、卵焼き。焼いてください」
「はあ。。。」
何十年ぶりだろう、作るの。隣で焼いている人の手を見つつ。
「上手く焼けないなあ。。。」
「焼けてる焼けてる!はい、ここに置いて!次焼いて!」
「は、はい。。。上手く焼けないなあ。。。」

卵焼きが終わり、四角いフライパンを洗っていたら
「これもお願いします」「これも」「これも」
シンクにどんどん洗い物が積まれていきます。
あ。これイイな。よし、洗い物係になろう。

しばらくすると調理場に大きな鯛が現れました。
「立派ー!」「ホントー!」「わー!大きい!」
みんなの手が一瞬止まるほど、それはそれは立派な鯛です。
島の女漁師、民ちゃんが釣った、大きな鯛。
「こうかね」「そうね」「こんな感じかね」「そうね」
リーダーの文ちゃんとよっちゃんが相談しながら
鍋いっぱいに沸かしたお湯の中に、大きな鯛をザルごと落とします。
『湯鯛』と言って
大分県伊美からお迎えした神様に献上するのだそうです。
「もうええかね」「まだじゃろ」
ひっくり返したりはできないので、結構時間がかかります。

鯛を茹でている間に、鯛の周りに盛りつけるソーメンを茹でます。
「もうええかね」「ええじゃろ」「ああ、大丈夫大丈夫」
鍋から上げた鯛の周りに、茹でたソーメンをくるくるして波のように盛ります。

大旋回術のおかげあって、8時頃終了。
「お茶にしよう、お茶」
美味しいびわ茶をいただき、おにぎりをいただき
残ったおかずをいただき。美味しい。
ワイワイ談笑するパワフルな島の皆さんを眺めつつ
昼のシャギリ隊で弾くフレーズを鼻の中でブツブツ。
「じゃあ、次は3時かね」「そうね」
三々五々な感じになったので
「お疲れ様でしたー!後ほどよろしくお願いいたします!」

宿に戻り、曲をさらい、時計を見たら10時。
今日はきっと長丁場だ。昼寝しよう、昼寝。

午前中からの昼寝は
格別に気持ちがいいのでした。

(つづく)

f0049446_16214833.jpg


f0049446_1622596.jpg












[PR]
by erioneesan | 2016-08-26 16:22 | Trackback
あ。先にお断りしておきます。
連載な感じでブログ書くの初めてなんですけど。
これ、ちょっと続きます。
何でかってね、もうね、濃かった!あー。。。濃かった!からです。

8月15日。
8時半くらいでしたか、自宅を出まして。
9時半くらいでしたか、品川から新幹線に乗りまして。
14時くらいでしたか、徳山から在来線に乗り換えまして。
14時半くらいでしたか、柳井港に到着しまして。

船着場の近くにセブンイレブンがありまして。
船に乗るまでの間ビールでも飲むか、とつまみも買って船着場に戻って来ると
映画『祝の島』(ほおりのしま)の監督、纐纈あやさんが船着場におり。
「 こんにちは。あの、三味線弾きの、恩田です」
「あー!どうも!同じ船ですかね!」
纐纈さんにお会いするのは1月以来。
シネマヴェーラ渋谷に田中登監督の名作
『色情めす市場』を観に行ったらいらしてて。
「こんにちは。あの、以前、早稲田の……」
「はい……はい……あ!三味線の方ですか!」
(※そもそもの知り合った詳細は長くなるのでまた後日)
という、同じようなそうでもないような会話を交わしたのでした。

「三味線弾くことになって」
「あ!シャギリ隊の?」
「でも、どんな曲弾くのか、全く知らされてないんですよ」
「え、明日ですよね、入船。まあ、大丈夫じゃないですか?」
「大丈夫ですかね」
「うん。なんか、同じようなフレーズを繰り返してた感じでしたよ 」
「はあ。。。そうですか。。。」
「あ、先に船乗ってますね!」
「はい。じゃあ、後程」

どうにかなるか。。。と海を眺めつつ、ぼんやり飲んでいると
「切符買った方は、船出ますんで、乗ってくださーい」とアナウンス。
どうやら乗り切れないらしく、早めに出航して増便するらしく。
通常より30分ほど早い、15時17分の出発になりました。

40分ほどかけて祝島へ到着。懐かしや。
「あ。こんにちは、恩田さん。宿は?ああ、そうですか」
船着場のお姉さんに声をかけていただく。嬉しい。
「こんにちは」「こんにちは」
顔と名前が一致している人も
顔と名前が一致していない人も
顔も名前も知らない人も、みんな挨拶。気持ちいい。

先に島に入っていた中植さん小原さんの
ポレポレ社コンビが迎えに来てくださり、宿に案内していただく。
今回ご厄介になる宿はなんとなんと!ホヤホヤの新築のお家!
島の方のご厚意で泊めていただくことになりました。
ありがとうございます!

祝島と本土を結ぶキーパーソン
フリーランスライターの山秋真さんもどこからか戻って来て合流。
(※今回の参加はこの方抜きではあり得なかったのです)
荷解きをして少し落ち着いたところで
「ビール飲みますか?」と山秋さん。
「あ、いや…。三味線の稽古って…いつなんでしょうね」
「あー、そうなんですよね。どうなんでしょうね」
「どうなんでしょうね…」
「そのうち電話があると思うんで、気長に待っててください」
「はあ…じゃあ気長に…」

「食べ食べ!」
外では家主がバーベキューをしており。
家主の親戚が数人、いろんなものを焼きながらビールを飲んでおり。
ここで外に出たら必ず飲むな…稽古前にマズイよな…
「食べ食べ!なにしとん!」
家主はなかなか出てこない我々にイラつき始めている。それもマズイ。
イラつきつつ大量の食材を次々焼いている。
「食べ食べ!焦げてしまうわ!」
「食べ食べ!固うなってしまうわ!」
ええい!ちょっとなら許してもらえるだろう!食べます!飲みます!いただきます!
サザエやらサヨリやら野菜やら肉やら。
何を食べても美味しい。ビールが進みます。イカン。稽古が。

ワイワイ一時間ほど飲み食いしていると
「この人、三味線弾きなの」と家主が親戚に紹介し始めました。
イカン。この流れは、弾け、という流れだ。
もう飲んでるし。もう結構飲んでるし。ヤダな。めんどくさい。
「三味線弾いて!三味線!三味線!」
やっぱり。ヤダ。めんどくさい。
「三味線!三味線!」
そういえばこの人、家主だ。断れないじゃないか。そうか、そういうことか。
「わかりましたよ…準備しますよ…」
「イエーイ!」
そうか、そういうことか。。。

ほろ酔い、なんてもんじゃない。結構酔ってましたよ、ワタクシ。
おぼつかない感じで三味線立てて、外に戻ると
「え!三味線?ちょっと待って!」とギャラリーを呼びに行く人。
いいよー、呼びに行かなくてー。
両隣の人らも出てきました。
中に車いすのおばあちゃん。
「92歳なんです。三味線大好きなんですよ、おばあちゃん」
と、娘さんらしき、お付きの方。
もー……弾かないわけにいかないじゃないか!!!!!!

とてもご長寿なのでこの曲かな、と
「では…まずは…『長崎さわぎ』を…」
旦那百までわしゃ九十九まで~♪ と歌い始めながら
あ!このおばあちゃんもう92か!あと7年しかないじゃんか!
と動揺したら手が飛びましてグズグズ…あああ。。。
「お耳汚しで失礼いたしました。では、ご陽気に『かっぽれ』を、アサテ!」
もう一曲なんか弾いた気がするんですけど、何弾いたか忘れました。。。
まあ、おばあちゃんが嬉しそうだったのでよかったです。

もう稽古いいや。もうホントめんどくさい。
何しに島に来たんだっけ。ビールが美味い。美味い。美味い。
「ホントに連絡ないですね。連絡してみましょうか…」と山秋さん。
連絡を取り合ってもらったところ
自主練習と称して教えてくださる方々がおられるようで。
めんどくさいけどやっといた方がいいよな。行こう。

公民館に行くと、三味線を持った女性が二人入っていくところでした。
「あとみです」「ゆうです」「恩田です。よろしくお願いします」
リーダーの文ちゃんのお手本の音源を聴かせていただき
リーダーの文ちゃんが走り書きした譜面を見せていただき。
「ほうほう…ほうほう…なるほど…」
これをぶっつけ本番で聴いて弾くのはちょっと自分には難しかった。
稽古できてよかった。お二方に感謝。

公民館に用意されていた本番用の衣装を山秋さんに持っていただき
宿に戻ってまた飲み食い。というか、飲み飲み。
「明日のスケジュール確認しときましょうか」
「あー。そうですね。お手伝いって何時からですかね」
「えーっと…6時です」
「え?6時???6時から準備???」
「そう書いてありますね。お弁当、150食分、ですって」
「150食?????!!!!!もう寝なきゃ!!!!!」
「えりさん、当番、結構ガッツリ入ってますね。17日なんか朝昼夜全部…」
「そ、そうなんですか…とにかく明日、シャギリ隊も本番だし、乗り切らないと…」
「あ。盆踊りの音ですかね」
「あ。ホントだ。行こう行こう」
まあ、どうにかなるかな。。。
こうして、神舞前夜は更けていくのでした。

(つづく)
f0049446_014329.jpg










[PR]
by erioneesan | 2016-08-24 00:19 | Trackback
山口県熊毛郡上関町祝島。
っていうところが瀬戸内海にありまして。
その島で4年に一度のお祭りがありまして。
そのお祭りには三味線行列が出るそうでして。
(祝島神舞 HP 参照)
f0049446_10125343.jpg



「へええ!観に来たいですー!」
初めて島を訪れた4年前の9月
島のお店『わたや』さんで
終わったばかりのお祭りの話を聞きました。
今思うと、これがそもそものきっかけだったような気がします。

「え?!今夜ですか?!三味線持って来てないですよ!貸す?…はあ…」
友人らを引き連れて二度目に訪れた3年前の11月
島のお店『こいわい食堂』さんの三周年記念会があるからなんか弾いてくれ
と泊まっていた宿『みさき旅館』の女将さんに頼まれ
急遽、伊勢津とかっぽれを弾いたのでした。
今思うと、これが一次面接だったような気がします。

「東京から参りました、恩田えりと申します」
おしどりさんと共に訪れた今年の4月
朝は朝市広場、昼下がりには公民館で公演を打たせていただきました。
今思うと、これが二次面接だったような気がします。
(同ブログ『おしえり in 祝島』 参照)
f0049446_10131366.jpg

f0049446_10132843.jpg

(写真:島民の拓ちゃん、法政大先生の長谷川さん)

「その日寄席の後空いてます!伺います!」
翌5月、ポレポレ東中野に島の重鎮が来るという連絡をいただき
島の話を聞きに行きました。
打ち上げの席ではお祭りの話になり
「テントってどこに張れるんですか?食料は持参の方がいいですか?」
ワクワクしながら根掘り葉掘り質問しました。
今思うと、これが最終面接だったような気がします。
f0049446_10134244.jpg

(写真:ポレポレ社の小原さん)

翌週、島の重鎮から電話が入りました。
「神舞、宿と食料確保しますから
三味線と祭りの手伝いをお願いできませんか?」
ナントナント!!!もちろんです!!!
二つ返事でお受けしました。
仮採用。

そして日々バタバタしているうちに
祭り前夜はあっという間にやってくるのでした。

(つづく)













[PR]
by erioneesan | 2016-08-23 09:43 | Trackback