落語協会お囃子、オンダエリのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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<   2016年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

御礼の言葉です。

昨日『第14回おしどりとりどりえりすぐり』
ご来場の皆様!
どうもありがとうございました!
楽しんでいただけましたでしょうか?
私はずっとアタフタしておりましたが
会場がとてもいい雰囲気だったことはとても感じました。
鶴瓶師匠、松尾さんのお力あっての大盛況でした。
そして縁の下の力持ち
鳴り物は遊京さん、高座返しは茶光さんにお手伝いいただき
長い時間いろいろと助けていただきました。
内幸町ホールの皆さんにも非常によくしていただきました。
ありがとうございます。
関わってくださった全ての皆さんのおかげです。
缶謝缶激アメアラレ!

帰り際、ホールの方に
「今回はかなり真面目な会だったんですね。
ビックリしちゃったw (前回の主催は『ペペ祭り』だったので)
。。。平和になると、いいですね」
とお声かけいただきました。

平和を願って、平和に向かって
これからも、一歩一歩進んで生きたいです。


今宵は満月。
見えるかわかりませんが、空を眺めながら。
あれやこれや。



ありがとうございました。


恩田えり 拝


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by erioneesan | 2016-06-20 13:39 | Trackback

居島さんと鯨の目

おばんです。


今日も昼夜だったのですが
昨日より体調がよかったのと
明日は昨日今日より2時間遅い出発なので
打ち上げに伺わせていただきました。
(談笑師匠ありがとうございました!)

とは言いましても、まだ本調子ではないので
生レモンサワーと、同量の水をガボガボ。
かなり希釈されており。
しかし、これで家飲みしてしまっては元も子もありません。
明日のために。


今宵のお供はこちら。
成田三樹夫遺稿句集『鯨の目』であります。

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先日の新宿末広亭余一会
『文左衛門喬太郎二人会』の打ち上げにて
ゲスト、米粒写経の居島一平さんと
映画話からミッキーどんだけ好きか話に発展し。

居島さん「『鯨の目』持ってますか!!!」
自分「もちろん持ってます!!!」
居島さんが無言で右手を差し出し、固い(っつか、かなり強くて痛かった)握手。
「渡瀬恒彦さんが寄せ書きしてるんですが
“困っています。何を書いていいのか。僕は成田さんのファンだったのです“
っていう文章が実にいいんですよ」
おお。。。こんなにちゃんと『鯨の目』について話した人、初めて会った。。。
と、ウルウルしていると
「どの映画が一番お好きですか!!!」
「え。。。そ、そんな。。。困ったなあ。。。何だろうなあ。。。」
「僕は『座頭市地獄旅』です!」
「あ!アレかっこいいすよね!」
「船ん中で座頭市のこと助けるじゃないですか!」
「あ!サイコロの目!」
「そうそう!!!」
末広亭真山社長、喬太郎師匠、米粒写経サンキュータツオさんを置き去りに
ミッキー大好き話で熱く盛り上がったのでした。


で、どうして今更、かというと。
昨日は三沢祭。
こないだの余一会での米粒写経さんのネタの中に
『エメラルドフロウジョン』が出て来たんです。
それは一体何かというと。
三沢光晴選手の必殺技なのです。
この世界に入って13年目、初でした。
高座からこの単語が飛んでくるとは夢にも思わず。
うわーっ!!!って思いながら
『スパルタンX』が脳裏を駆け巡ったのでした。


昨日観てた三沢選手のDVDが三枚組。
昨日は一枚目しか観てないので
後の二枚を観ようと思えば観られるのですが。
昨日観てたら途中で落ちることなく
最後まで観ちゃったんですよね(二時間半)。
こりゃイカンな、と。
なので『鯨の目』を。
なので?まあいいんです、はい。
山頭火テイストで結構難しい、というか
読む度どんどん印象が変わるんです。
で、考えているうちにトロトロしてくる
という、心地よい本なのです。


句集巻末の『綴りの余白から』というのもよくってですね。
句以外の詩などの他に、読書メモを載せてくれてるんです。
半分以上の本は全然かすりもしたことない洋哲学書とかなんですけど
時々知った名前を見つけたりして。
それが自分も好きな作家だったりして。
そうすると、自分がなぜこの役者さんに惹かれたのかが
なんとなくわかってくるような
そんな謎解きのおまけ付きです。


三沢光晴日記集『ドンマイドンマイッ!』もあるんですが
これはまだちょっとな。。。もう少し寝かせとこうかな。。。


人の世は悲しみのバームクーヘン


お粗末!
おやすみなさい。













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by erioneesan | 2016-06-15 01:35 | Trackback
こんにちは。

4月のインフルショック以来
自主興行の翌日は休むことに決めまして。
寄席は頼れる後輩に任せて
今日は久しぶりに書類整理を。
たまに書類の山から手拭いが出て来たりします。

今日は扇橋師匠の手拭いでした。

『しあはせは 玉葱の芽の うすみどり』




「おやおや、随分早いお出ましだね」
「は。。。」
「小三治さんは元気かい」
「は。。。師匠は。。。元気でした。。。」
「そうかい。しかしお前さんも親不孝だねえ」
「は。。。面目。。。ありやせん。。。」
「そうはいっても、志ん朝さんや文朝さんは63、志ん五さんは61。
人の生き死になんてのは、わからないもんだねえ」
「は。。。全く。。。おっしゃる通りで。。。」
「カレーでも食いに行くかい?美味いとこ見つけてね」
「は、ありがとうございます、お供させていただきます」




明日の仕事にはこの手拭いを持って行こうと思います。
洗濯しよう、洗濯。


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by erioneesan | 2016-06-08 17:43 | Trackback

捨て置けん

こないだ用あって恵比寿に行ったんですが。
いつも通ってるはずの道に
書道用具店があるのに初めて気が付きまして。
何だかわかりませんが吸い寄せられまして。
よくわかんないけど店内キョロキョロしまして。

ふと。
目が合ったような。
何度か見回して。
やっぱり目が合ったような。

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この佇まいは、何やら捨て置けん、でした。

「これ何ですか?筆指し、へええ。。。いくらですか?。。。ください」

よく見たら、河童でした。

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そう言えば今日、きく麿師匠が河童の噺をしてました。

明日は6月第一週月曜日『寄席の日』です。
皆様のご来場を心よりお待ちしておりますm(_ _)m*\(^o^)/*












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by erioneesan | 2016-06-06 01:34 | Trackback
2009年6月13日深夜。
「えりちゃん!三沢が!」
厨房のてっちゃんが叫びました。
即座に店の外へ出て観戦仲間らに連絡を取りました。
意識不明の危篤情報はほどなく訃報となり
高田馬場の路上で泣き崩れました。

その日は東京音協さん主催の『睦会』が国立演芸場であり
高田馬場の焼鳥居酒屋『うどの大木』でワイワイ打ち上げてる最中でした。

泣き崩れる自分のことを、誰かが呼び戻しに来ました。
殿下だったような気がします。
「何してんの。何泣いてんの。誰?誰が死んじゃったの」
なんかよく覚えてません。
覚えてませんが、何か言葉をかけてくださりながら
自分の肩を抱いて店の中へ戻してくれました。



2013年冬。
三沢光晴選手の事故を教えてくれたてっちゃんが
天に召されました。
同年『うどの大木』は閉店しました。


それからというもの、殿下にお会いするたび
「えりちゃん、困ったよ。いい店がなくてさ」
「そりゃ、うどに代わる店は、そうはないですよね…」
「えりちゃん、近所にいい店見つけたんだけど23時閉店なんだよ」
「うどは遅くまで居させてくれましたからね…」
「えりちゃん、ゴールデン街のどこで飲んでんの?」
「あの辺とか…。でも(師匠にとって)うどみたいに心地よい店はないですよ…」
と、うど難民な会話をしておりました。

しかし、その会話も、いつの間にかなくなりました。




鈴本演芸場余一会『落語教育委員会』は
確か2014年1月からだったと記憶しております。
(2013年7月からでした、すみません。。。)

「えりちゃん、俺はさ、嬉しいんだよ。
余一に声をかけていただけるってのがさ。
やっぱりさ、寄席なんだよ。
寄席に呼んでもらえるってのが
芸人冥利に尽きるってわけよ」

最初の打ち上げでだったか、別の会での打ち上げでだったか
はたまたどこかでお会いした時の立ち話だったか。
とにかく。
熱く、とても熱く語っておられました。




訃報から10日が過ぎた昨日の余一会。
自分にとっての初球は、喬太郎師匠の高座でした。
「みんな気持ちを押し殺して過ごしている。
もうそろそろガス抜きしていいんじゃないかって。
でも自分がダメでした。早過ぎました」
師匠の言葉は、自分の心の声でもありました。
そして、きっとみんな同じ気持ちなんだ、そう思いました。
打ち上げでもガンガン投げ込んでくださりました。
ありがとうございます。



喜多八ロスはしばらく続くことでしょう。
寄席を愛する人々にとって
この気持ちを浄化することは相当な試練です。
しかし、誰の時間も有限であり。
この重い枷を引きずりながら
前へ進んで行かねばなりません。



今日は久しぶりに
自転車に乗ろうと思います。


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by erioneesan | 2016-06-01 16:53 | Trackback