落語協会お囃子、オンダエリのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2007年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

今年は何だか

と書いて、「ことしゃなんだか」と読ませます。

なんだか、何だと思います?
おもしろい、のだそうです。


初席(1月1日~10日)の間、
三味線漫談の三遊亭小圓歌先生がこの曲を踊られます。
私は1日から今日まで浅草演芸ホールの上の「東洋館」というところにおりまして。
そこで独り、先生の踊りを御簾内から見つめながらこの唄を唄っておりました。


♪ことしゃ なんだか おもしろい
 しかも 二日の 初夢に
 宝入船 客七人 手を打ちゃ 福がよる
 こいつぁまた 妙だ 妙だ 妙でんす
 上には 鶴が 舞い遊ぶ
 下には 亀が 波の上
 黄金の花が 咲いたかえ
 咲きやした エエ 見事じゃえ♪


唄っている間ずっと思っていました。
江戸期の人々は年を越せることが本当に嬉しかったんだな、と。
だから、おもしろい、というよりはむしろ、ありがたいんじゃないか、と。

どうもしっくりこないので
「おもしろい」という言葉を広辞苑で引いてみました。

①気持ちが晴れるようだ
②心をひかれるさまである
③一風変わっている。おかしい
④思うとおりで好ましい

どうやら「おもしろい」という単語に対する認識が狭かったようです。
この曲の場合、①なんでしょうね、きっと。


しかし、今の曲には年初め用のおめでたいのってないですね。
だから、昔はホントに年越しってありがたかったんだろうなぁ、と。

こんなノンキに年を越せてるのも、
そういう先人たちがいてこそなんだよなぁなんて思ったりもします。
あんまり考えをめぐらせると目頭が熱くなってきてしまいます。


それと、今書いてて思い出しました。

初夢、覚えてない。

もっとも、覚えてないのは今年に始まったことでもなく。
学校で「どんな夢見た?」って聞かれて
「見なかった・・・」と毎年答えていたのを思い出しました。


今年もよろしくお願いします。
[PR]
by erioneesan | 2007-01-05 21:24 | 踊り | Trackback