落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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カテゴリ:紙切り( 4 )

ワールドカップ

なんか盛り上がってますね。
でも今日は村上さんの方が話題ですよね。

このところ、紙切りのお題によく出ます。
村上さんじゃないですよ。

2,3年前までは「オーレーオレオレオレー」とか弾いてても、
まあしょうがないやって感じだったのですが。

今年はさすがに「古すぎるだろー、それは」という雰囲気が
楽屋中に広がるようになりまして。

そこで最近弾いているのが、「アイーダ」であります。
どうしてあの曲がマスメディアで採用されているのか
その経緯は全く知りませんが。
寄席で弾いてもまあまあ許される選曲のようでして。
たまに「今の何?」って聞かれたりしますが。

ここでけっこう重要かつ大変なのは太鼓なんです。
太鼓は基本的に前座さんのお仕事でして。
余裕があるときは「こう叩いてください」と伝えますが、
とっさで伝えられないときも往々にしてあり。。。

私らは自分で考えて弾き始めますんで、
間違えさえしなければ何の問題もない。
しかし、前座さんは瞬時に機転をきかせてあわせなくてはなりません。
太鼓が得意な人ばかりがいるわけではないので、
ちょっと申し訳なかったりするのです。

3拍子は特に難しいようで。
「私を球場に連れてって」(大リーグ選手が出たときに使います)とか
「スケーターズワルツ」(荒川静香選手など)とかとか。

ですから、3拍子のときはなるべく「3拍子で!」と叫ぶようにしてます。
まあ、余裕ないんで、なかなか言えませんが。。。

太鼓の前座さん、いつもすみません!!!
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by erioneesan | 2006-06-06 01:56 | 紙切り | Trackback
盛り上がってますね。WBC。
ルールがよくわかってないので、
6勝もした韓国が気の毒で手放しで喜べないんですけど。

それにしてもこのご時世、なんといってもスポーツが一番ですな。
ドラマあり、スリルあり、感動あり。
大衆の心をつかんで放しません。

てなわけで、スポーツが盛り上がると、
紙切りに反映されるわけです。
紙切りの師匠は日々ご苦労が絶えないと思われ・・・。

私らお囃子は
紙切りの師匠がお客さんのリクエストに応えて切っている時に
一緒に弾いているわけでして。
少し余裕があるときは
「やっぱりすごいよなあ!瞬時に形考えて切っちゃんだもんなあ!国宝級だよなあ!!!」
とか思ったりして弾いていたりするのですが、
たいていは全く余裕がなく。

相撲とか野球とかだと、
「相撲甚句」とか「コンバットマーチ」とか
お囃子にとっては馴染んだ曲なので楽なんですけど。

今冬、整骨院を繁盛させた「イナバウアー」なんかだったりするとですね。
「スケーターズワルツ」とか弾いてみたくなったりするわけです。
(※「トゥーランドット(誰も寝てはならぬ)」は、練習してみたのですが
音と音の間隔が広く、聞いている人にわかってもらえそうにないので弾いてません)
「スケーターズワルツ」は間合いもよく、音階も難しくないのですが、
本番で初めて弾くものはどんな曲でも緊張するのです。
師匠の手元を見て感心している余裕はないのです。トホホ。

そして、今日はきっと「WBC」だな、と。
「イチロー」だったら「私を球場へ連れてって」とか弾いちゃえばいんですが。
早いとこ定着してくれて、テーマ曲なんかできてくれるといんですが。
もしかしてもうあるのかな。知らないだけか。
勝ったら「君が代」とか流れるのかな。

あ。球審デービッドソンから違う人になってたんだ。よかったよかった。
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by erioneesan | 2006-03-21 14:36 | 紙切り | Trackback

梅がいっぱい その2

やはり二月は「梅に鶯」なのですね。

二日連続、紙切りのお題で「梅に鶯!」が出ました。
そこで弾いた曲が「香に迷う」という唄でございます。

♪香に迷う 梅が軒端に匂い鳥
 花に逢瀬を 待つとせの
 明けて嬉しき けそう文
 開く初音のはずかしく
 まだ解けかぬる薄氷
 雪に想いを 深草の 百夜も通う恋の闇
 君が情けを仮寝の床の 枕片敷く夜もすがら♪

またしてもなんのこっちゃの歌詞なのですが。
恋とか想いとか出てくるので、きっと恋愛の唄なのです。

明けてとか開くとか初音とかとか。
解けかぬるとか。
かなりキワドイ隠語の連発で、唄っているほうは考えると結構照れくさいのです。

邦楽が堅苦しい音楽だと思っている人は多いと思いますが、
実はとんでもないのですよ。
隠語だらけの駄洒落だらけの、な音楽ですから。
楽しいんですから。

昔、三味線のお師匠に
「邦楽はね、隠語だらけなのよ。例えば、扇を開くってなんだかわかる?
女性が股を開くってことなのよ。ほほほ」
対して何か発言しなければと思い、
「昔の人はいろいろ工夫されててすごいですね」
と言うと
「ただ暇だったんだよ」
と返されました。

とりとめのない話になってしまいましたが、今夜はこの辺で・・・
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by erioneesan | 2006-02-13 00:29 | 紙切り | Trackback

節分

インフルエンザが流布しているようで。
インフルエンザってお題が出たら何を弾こうかしら。

寄席には「紙切り芸」というのがありまして。
お客さんのリクエストに即座に応じて
白い紙をはさみで切って何でも創り出してしまうという、
とてつもなく神業。あ。
カミだけに、ね。ほほほ。

私らお囃子は
そのリクエストにあっているであろう曲を
瞬時に脳みその中で検索するわけです。
インフルエンザインフルエンザインフルエンザ・・・という感じ。
そういう時はお尻の穴が0.001ミクロンぐらいになっている気がします。

お客さんが連想できるであろう曲が見つかったら
音階を探りながらそれを弾いたりします。
曲が思いついても弾ける自信が全くない場合は弾かなかったりもします。

二月の初めは圧倒的に「節分!」。

♪おにはそと~、ふくはうち~、
パラッパラッパラッパラッまめのおと~
おには~サッサとにげてゆく~♪

以前、あるお姉さん(=先輩)が
豆まきの童謡を弾いていたので
まねっこしています。
ちなみに私は原曲を知りません。トホホ。

それまでは節分のレパートリーがなく
「地囃子」で逃げていたのでした。
鬼同様。あ。
ドウヨウだけに、ね。。。んー、なんか薄い。

で、「地囃子」というのはですね。
長くなるので次回ってことで。
次回の次回の次回くらいかもしれませんが。

インフルエンザ。出るかなあ。出ると思います?
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by erioneesan | 2006-01-30 21:39 | 紙切り | Trackback