落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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カテゴリ:地囃子( 3 )

暑い曲

寒いですね…。
毎日毎日…。

暑い時っていうのは
納涼〇〇とかって
涼しくなろうイベントがありますが、
冬のそういうたぐいのものって
なんかあるんでしたっけね。

ちょっと早い夕飯をいただきながら
ニュースを見ていると、
リオのカーニバルが始まったそうで。


そうか。
「ブラジル」か。

これだ。

あの曲を聞くと、
リオのカーニバルを思い出さずにはいられない!
頭の中は自然、
亜熱帯になること請け合いだ!!

そうだそうだ!!!


というわけで。
明日から冬の間は事あるごとに「ブラジル」を弾くことにします。

前座のみなさん、
太鼓よろしくお願いいたしますm(__)m
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by erioneesan | 2010-02-13 20:43 | 地囃子 | Trackback

野崎

ちょっと西の方に旅してまいりました、おんだです。どうも。ただいまです。

10日間行ってたんですが。
プロだというのに未だに腕に自信がないので、
気が向いたときにいつでも練習できるように
むっちゃん(六つ折れ三味線)を連れて行きまして。

で、何を練習曲に使っていたかといいますと。

まず、「米洗い」。
これは寄席囃子の基本中の基本ですが、難曲でして。
以前にも記しましたが、この曲の弾け具合でその日の調子やサボり程度がわかります。
ピアノで言うところの「ハノン」の後ろのページの方にある難しいやつ、みたいな感じです。

次に、「禿(かむろ)」。
これは義太夫でして。グレート、ではありませんよ。ほほ。

義太夫というのは、もともと・・・これどっかで説明してますよね。
二月の「トッチンチンチン・・・」を読んでくださいませ。。。

で、「禿」なんですけど、この曲は義太夫といっても景事物(お祝い系)なので、
基本的には台詞もありませんし、オオオオオーーーー(泣)とかってのもありません。
10分ちょっとの軽い曲でして。
ちょうどお稽古で習っている曲なので、練習してまして。

三曲目が、「野崎村」。
これも義太夫でして。お稽古中の曲です。
こちらはれっきとした、台詞ありのオオオオオーーーー(泣)系です。

このお話、正式には「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」といいまして。
「お染久松」とかいうと、なんとなく聞き覚えのある人もいるかもしれません。
江戸中期に実際に起こった、恋仲にあった男女の心中事件を基にしたお話でして。
「野崎村」というのは、そのお話の中編の部分を指します。

寄席囃子で「野崎」というと、
この「野崎村」と呼ばれる中編の最後に出てくる曲を指しまして。
かご屋さんが久松を乗せていくシーンなんですが。
えっほっえっほっ、って感じ。
三味線の聴かせどころなんです。連弾でね、いーい曲なんです、これが。

で、今、東京では使っている人がいません(上方では桂春団治師匠が使用中)。
なぜかといいますと。
すごい名人といわれた落語家が使っていたからなんですね、多分。
恐れ多い、ということなんでしょう、きっと。

八代目桂文楽、という人なんですけど。
知りませんかね。知りませんよね。
普通に生活していたら全く要らない知識ですから。
私も昔は知りませんでしたし。

しかし、寄席の世界ですと、神様に近いんです。
なんてったって名人といわれる人ですから。はい。

で、少々やっかいなんです、今。
お稽古で習ってるんですが、寄席のと違うんです。
正確には、寄席の「野崎」がオリジナルからちょっと離れてるというか。
全然違えば違うものとして覚えられるのですが、
90%一緒であとの10%が違うというのが、やっかいなんですな。
ついつい弾き慣れてる方に指がこう・・・行ってしまうんです。

まあしかし、10日間ずっとしてたわけじゃないですが、
けっこう集中して練習できたので、何とか抜け出せそうです。

しかしまたここで問題が発生するのです。
オリジナルを体に染み込ませると、
今度は寄席バージョンを弾くときに「あああああーーー!!!」ってなります、多分。

誰も使ってないんですけどね、出囃子には。
地囃子には使っているんですよ、曲芸の方々が。
独楽が糸を渡る時、鞠とバチを使った時などなど。
1人で弾いてる分には構わないのですが、先輩と連れ弾きの時はね・・・
あー・・・くわばらくわばら。。。。。
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by erioneesan | 2006-06-19 07:32 | 地囃子 | Trackback

「米洗い」がー!!!

なんと!「タモリ倶楽部」で使われたのでした!!!
わーい!やったーい!

何年も毎週かかさず観ておりますが、
寄席囃子を聴いたのは初めてだったもので。

いやぁ。ホントに嬉しかったなぁ。

「米洗い」はですね、米を磨ぐさまを表わした曲なのです。
主に太神楽の地囃子として使う曲でして。

おっ。やっとでたでた。地囃子。
地囃子はですね。地に流れているお囃子、BGMです。
太神楽をはじめ、独楽や手品などの時にずっと弾く曲でして。
曲芸が引き立つようなテンポのよい曲が多いのです。

それはそうと、「米洗い」。
難しいんですよ、これがまた。
シャカシャカ磨いでる感じで早く弾かないとなんですが、
なかなか手が回らない。
研修時代(国立劇場に研修所があります)、
「米洗いは大事な曲だからしっかり練習するんだよ」
と、講師として来ていた先輩が来る度来る度言っていたほどです。
ちゃんと弾けると
「アタシってば今日は相当体調いいんだ」
と思ったりします。

そうそう。
「米洗い」が「タモリ倶楽部」でどのように使用されたかといいますと。
「下仁田ネギを食べながら下ネタを語って一杯呑む」
という回の、
「江戸小噺」のBGMとして、でした。

ちなみにその小噺。
八百屋の娘に惚れた男が・・・松茸・・・という内容でした。

「米洗い」ってやっぱり寄席囃子の代表曲なんだなぁ
と、しみじみ思ったのでした!祝!
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by erioneesan | 2006-03-12 02:26 | 地囃子 | Trackback