落語協会お囃子、恩田えりのブログです。寄席囃子の話とかとか。


by erioneesan
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カテゴリ:未分類( 140 )

今日は昼間久しぶりに
シネマヴェーラ『抗争と流血 東映実録路線の時代』を観てきまして。
『暴動島根刑務所』と
『日本暴力列島 京阪神殺しの集団』の二本立てでした。

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アレですね。
時代設定が両方とも多分戦後10年あたりなんですが
その頃のそういう暴れん坊を愛する女性というのは
愛する男性のことを『あんた』と呼ぶんですね。

男に面会に来た女が網を挟んで指を絡ませており。
面会時間の終わりを知らせるベルが無情に鳴り響くと
刑務官が男を面会室から無理矢理退室させます。
『あんたーーー!!!』
(和服だったのでひらがなで書いてみましたがどうでしょう)

組織に反発して単独で反対組織に向かおうとする男が殺され。
女は霊安室で冷たくなった男に対面します。
『アンターーー!!!』
(洋服だったのでカタカナで書いてみましたがどうでしょう)

自分は今まで相手をそう呼んだことがないので
今後そういう機会に恵まれたら
ぜひそう呼んでみたいと思います。

ところで最近よく思うことがあって。
自分が留置所とか拘置所とか刑務所とかに入ることがあったら
何が一番困るかな、って。
やっぱコーヒー飲めないのが一番困るかな、って。
だから面会に来てくれる人にはコーヒーの差し入れをお願いします。
そんで、退室時には『アンターーー!!!』
って、叫べるかな。



















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by erioneesan | 2017-04-20 00:36 | Trackback

オカダクン

こんばんは。

今日は、待ちに待ったセミナー
朝日カルチャー教室
『中井祐樹+鈴木秀樹』に行って参りまし

先にお断りしておかなければ、なのは
中井さんのことを知ったのは
今年出版された『1984年のUWF』でした。
本当に申し訳ありません。
読んでいくうちに
総合格闘技を日本に持ち込んだ要人だったこともわかり
いろんな意味でスゴイ人なんだな、と慄いたわけですが。

ノープランかつ濃厚な1時間半は実に楽しく
しかしわからないこともたくさんあり。
あとで小太郎先生に聞こうと細かくメモを取りました。

中井先生、鈴木先生と記念写真を撮っていただき。

※ベルトを持たせていただいたバージョン。
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※ベルトを巻いていただいたバージョン。
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退散後、柳家小太郎先生と復習会。
まずは小太郎先生のメモ。
オモシロ系のコメントをいろいろ書き込んでました。
『花組』とか(知りたい人は我々に直接聞いてください)。

4ページに及ぶワタクシのメモ。
小太郎先生は噛んで含ませるように
時には実践も踏まえて(居酒屋で)
丁寧に教えてくださいました。

唯一わからなかったのが『オカダクンの映画』。
小太郎「あ、これ、オレもわかんなかった。オカダ。。。カズチカじゃないですよね」
えり「何千人がやりたかったであろう役、って言ってましたね。。。」
小「オカダ。。。」
え「オカダ。。。ジャニーズの人かな?」
小「いや、V6の人じゃないですか?」
今日一番不毛な会話でした。

第二回開催を切に願います。
※今日緊張して聞けなかったことを質問したいですm(__)m

中井先生!鈴木先生!
そして小太郎先生!ありがとうございます!!!














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by erioneesan | 2017-04-19 01:15 | Trackback

収束って何 2

3月1日午後。東京地裁。103法廷。



埼玉県出身。
早期退職し田村市に移住。
先に早期退職した夫が先に移住し
自分も追って移住、夫婦で畑を開墾した女性。



石油会社の成分分析や、公害分析の仕事をしていました。

田舎暮らしが夢でした。

営林所の苗畑を買い取り、有機農業をするため畑を三年かけて作りました。

枯葉を山から取り、酪農家から牛糞をもらい作りました。

50以上の作物を作っていました。
ナスだけで6種類、トマト、キュウリ、大豆、白豆、ブルーベリーなど。

スーパーの味とは全く違う、美味しい味でした。

2007年に夫が他界しましたが
静かなところが好きなので独り身はさほど寂しくなかったです。
犬もいましたし。

東京での避難生活は満足できない生活です。
とても狭く、犬も預けています。

モモという名は田村の名産、桃にちなんで名付けました。

田村の家は5部屋、140平米、老後を考えバリアフリーにしてありました。

犬は息子の家の庭に繋がれています。
最期まで看取ってやりたいですが、叶うかわかりません。

震災後大変なことのひとつは食品を買わなくてはいけないことです。

原発事故で避難したことで、今までの生活が断ち切られてしまいました。

毎日、喪失感と先が見えない不安でいっぱいです。

今も避難を続けるのは、田村の家の線量が高いからです。

2012年5月、レーダーで自宅を測定したら外が1.0ベクレル、中が0.7でした。
東京の避難先はは0.04でした。

2013年田村市が除染をしましたが、外が0.36、その1m上の屋根は0.46でした。
除染目標は0.23以下です。

周りの林は除染をしていません。
そこから降りてくるのではないかと思います。

8万ベクレル/年。基準4万ベクレル/年の倍以上です。

事故後5回戻りましたが、土壌の汚染が酷くてとても戻れません。

ひとりで開墾は難しいです。

(提出書類の2015年11月の写真を見ながら)
放射能で帰れないせいで家は荒れています。

元の状態に戻れば帰れますが、半減期は30年です。
存命のうちは無理だと思っています。

他の土地で田舎暮らしが出来るなら移りたいです。

今は避難中です。
賠償金が支払われる、もしくは、移住できれば、定住と呼べるようになるでしょう。

今の住居は三月末まで。四月以降は未定です。

(最後に裁判所へひと言どうぞ、という弁護士さんの声かけを受けて)

『私たちは原発事故で避難しています。
住宅に関して国が施しをしないことに非常に強い怒りを覚えます。
私は福島の田舎暮らしに夢を持っていました。
事故で無どころかマイナスになってしまい、強い怒りを覚えます。
行政は帰れと言いますが、健康に被害がないかを立証していただきたい。
国が責任を取らないのは納得がいきません。
ぜひとも公正な裁判をお願いいたします』

(つづく)

※『福島原発被害東京訴訟』次回は5月17日です。











✳︎✳︎✳︎


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by erioneesan | 2017-04-06 02:03 | Trackback
「今日、トリ何されるんですか」
「火焔太鼓やろうかな、と」
「あの…トリの出囃子弾いたら帰ってもいいですか…」
「いいよ。どうせ映画観に行くんでしょ」
「え!!!なんでわかんの!!!」
「わかるわ!!!」

今日はどうしても聞きに行きたいトークショーがあり。
出来ればその前にその人が出る映画を観ておきたい、と。
そうです。そうなんです。
本日4月1日からシネマヴェーラ渋谷はドンパチドンパチドンパッチ!!!
『抗争と流血 東映実録路線の時代』でござい。
第一夜は、お馴染み『県警対組織暴力』と
松方弘樹&目黒祐樹兄弟共演の『実録外伝 大阪電撃作戦』
そしてなーんと!!!目黒祐樹さんのトークでござーい!!!!!!

萬橘師匠が快く送り出してくださったおかげで
なんと!!!無事!!!『大阪〜』の上映時間に間に合いました!!!
ヤッター!!!感謝感謝であります!!!

本編観ながら「目黒さんがヤクザものなんて珍しいな…」と思ってたんですが
トークショーで「これ一本だけです!こういうの!」
本当に先に観といてよかった。
マンキッツ!マンキッツ!マンキッツ!!!

ナマ目黒祐樹さんは非常にジェントルマンでした。
※iPad持っていけばよかった………画像粗過ぎ………

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サインの列に並んでたら
次の『県警〜』が始まってしまったのですが、こんな機会ない、と。
自分の前の人が『実写版ルパン三世』のレーザーディスクを持って来てて
「これ、自分でも持ってないな。(奥様に)見てごらんよ、これ」
ジャケットを見た奥様が「キャッ」と小声でビックリされたので
「ハハハ」と笑ったら「その笑い方は失礼だろ」とお小言をいただきました。
失礼いたしました。
その後サインをいただいて握手もお願いしたら、ものすごい力で握り返して来たので
相当癇に障ったんだな、と思いました。。。すみませんでした!!!

『県警〜』が終わったんで帰ろうかなって思ったんですが
トークでおっしゃってたことも確認したいし
と、もう一度『大阪〜』を観て復習してから家路に着きました。
※オールナイト以外だと大井武蔵野館以来20年ぶりの6時間コースでした。

いやあ、出来れば毎日通いたい。
けど、21日間で行けるのは多分あとたったの4日間。
1/4じゃ赤点スレスレだな…。

皆さんもよろしかったらぜひ。

あ。そうだ。
萬橘師匠の浅草見番『四季の萬会』
次回は7月22日、ゲストは瀧川鯉昇師匠だそうです!
14時開演です、ぜひぜひー♪♪♪

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※2014年10月4日撮影。奥にご注目。










♪♪♪
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by erioneesan | 2017-04-02 00:38 | Trackback

今のも

「へええ、おしょさん(お師匠さん)プロレス好きなんだ」
「はい。師匠は?」
「あー、オレも昔は観てたけどね、テレビで」
「そうですか」
「うん、すんげー好きだったよ。観に行くの?」
「はい」
「どこ?」
「大日本が多いですね。1・4も行きましたけど」
「へええ、面白い?」
「はい。面白いです」
「誰がいいの?」
「鈴木秀樹、って」
「スズキヒデキ、へええ…知らないや」
「そうですか」
「うん………なんか、ダメだなオレ」
「へ?」
「だってさ、円生志ん生がいいって言ってる客と一緒じゃん」
「あぁ…まぁ…」
「オレたちが頑張ってるみたいに、今頑張ってる選手がいるんだよな」
「そうですね。たくさんいますね」
「だよな。観に行かねえとな」
「面白いですよ」
「そうだよな。行かねえとな」

約2ヶ月前、こんな会話を某楽屋で某師匠としまして。

ノスタルジーを否定するつもりはないです。
昔があってこそ、ですし。
ただね、やっぱりね、今も動いてるわけで。
だからね。

でも、言わないようにしています。
なぜかというと。

3年前、某呑み屋街の某店にて。

「へええ、落語?!オレ落語好きだよ」
「そうなんですか。誰が好きなんですか?」
「円生とか志ん生とか」
「はあ。。。今の噺家は?」
「今?つまんないじゃん」
「へ?寄席来てつまんなかったんすか?」
「寄席行かねえよ。円生志ん生いねえし」
プチン。
「はああ???円生志ん生間に合ってねえだろが!!!寄席に来てもいねえくせにつまんねえかどうかなんかわかんねえだろが!!!」
「わかるよ!」
「わかんねーよ!!!知った口聞くんじゃねえよ!!!」
「じゃあどこ行って誰聞けってんだよ!」
「テメエで寄席行ってテメエで選べよ!!!耳肥えてんだろ!!!円生志ん生でよ!!!」
「テメエ名前なんてーんだ!」
「オンダエリだよ!!!覚えらんねんならそのTシャツに書いてやるよ!!!マスター!!!マジック貸してくれ!!!」

確かこんな感じのやり取りでした。
翌日お店に謝りに行きました。
「いいよ、気にしなくて」
本当にすみませんでした。

その相手のオニイサマは後日
自分の企画した落語会に来てくれました。
「面白かったよ」
すんげー嬉しかったす。
ありがとうございます。

しかし、ムキになるとこうなってしまって良くないので
以降『昔の落語好き』『昔のプロレス好き』
自分とは少し違う人々なんだ、と
割り切るように努めています。

だから、嬉しかったんです。
ダメだな、って言った師匠を目の当たりにして。


師匠。
一昨日、その鈴木選手が
大日本ストロングヘビー級に挑戦し
見事、初奪還しました。
素晴らしく王者らしい王者です。
保持者だった関本大介選手も素晴らしい選手です。
二人の優れた選手が織り成す時間は
言い尽くしがたいほど美しかったです。

メインだけでなく他の試合も
第一試合からガンガン飛ばしてて
上も下もなく食い合う勢いの
熱い熱い時間の連続でした。

今度お誘いします、ぜひご一緒しましょう。





昔のも素晴らしい。
今のも素晴らしい。

しみじみ。





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※写真は、一緒に観戦した瀧川鯉津さんが撮影したものです。鯉津さんありがとうございます。
















♪♪♪
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by erioneesan | 2017-04-01 08:33 | Trackback

まだまだ

大変夜分にどうもです。

昨朝、ある仕事を請け負いまして。
今年はその分野を頑張ろうと思っていたので
こりゃありがてえ!と、一も二もなく請け負ったんですが。
電話を切って時間が経つにつれ、事の重大さにおののいています。
というのも
今年頑張ろうと思っていたその分野において自分が今発揮できる力の
軽く倍くらいの力が必要な仕事だろうということを
冷静に考えて気づいてしまったからです。
なんなんですかね。
今までそんな仕事来たことなかったのに。
頑張ろうと思うと舞い込んで来るっていうのは。
守護霊のご先祖さんらの仕業なんでしょうか。
ジタバッタするーなよ!仕事の期日が来ーるぜ!
半年後なんでどうにかなるだろか。なってくれ。
今からそっちの筋肉鍛えます。
歯ぎしり酷くなりそうだな。歯医者行こ。

今朝起きてもそのことで頭がいっぱいだったんですが
電車内でふと見上げると
柳家小ゑん師匠の落語でお馴染みの【シングルアーム】が!!!
おお!!!とパシャ。
ピロリロリーンと車内に響きましたが
そんなことは全く気になりませんわよ、アタクシ♪

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こりゃ朝から縁起がいいわい、と乗り換えると
なんとなんと!!!!!そこには!!!!!
【ダブルアーム】の先生!鈴木秀樹選手が歩いており!!!!!
縁起良すぎだろ!!!!!
声を掛けさせていただき!!!握手までしていただきましたよ!!!!!
「よくわかりましたね」
「。。。大きいから」
「あー、大きいから」
我ながらなんと愛想のない返事なんだろう、と反省しており。
「これからお仕事ですか?頑張ってください(^ ^)」と労ってくださいましたよ!!!
なんかホントすんません!!!ありがとうございます!!!
ゼントルマンですよ!!!ゼントルマン!!!弥生のゼントルマンす!!!

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※鈴木秀樹選手は右側の人です。

この喜びを誰かに伝えたい…誰かに…と思いながら楽屋に入ると
なんとそこには!池袋担当ではないはずの前座さん!!!
元【HARACHIKAグレコ】の三遊亭ぐんまさんがいるではありませんか!!!
(※ぐんまさんはレスラーになりたくて高校時代レスリングを学び
耳が湧いたにもかかわらず背が伸びなかったので
レスラーを諦めてHARACHIKAグレコというバンドを組んで
バンドも卒業して落語家になった異色のホープです)
「マジすか!!!凄いじゃないですか!!!」
だろだろ!!!そうなんだよ!!!だろ!!!
わかってくれてありがとう!!!ぐんまさん!!!

こりゃ朝から運をかなり使い果たしたからアレだな…と、思っておりましたが。
一着と七点差の二着でした!!!
半チャン五回!!!みんなキレイに一回ずつ飛んで!!!
飛んで飛んで飛んで飛んで!!!
赤いパンツはいててよかった!!!(謝謝老師!!!)

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そしてー♪明日はー♪日高祭ー♪
池袋昼席終わりダッシュで豊洲市場、否、豊洲PIT(どこなんだ…)に向かいます!
しかし、それを心底楽しむには、明後日の早朝の笛の稽古の予習をせねばなりません。
課題曲は『災(わざわい)』と『祈り』。
心して稽古します。

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実はね、一昨日、家に帰って来てから
なんというかその、「もういいかな」と思ったんですよ。
悪い意味じゃなくてね、上手く言えないんですけど。
でもね、昨日今日の一連の出来事が
「まだまだなんじゃないの?」って思わせてくれたんですよ。
いい意味でね、上手く言えないんですけど。

お風呂入ります。

皆さん、グッドなビッグウェンズデーを
幾代餅な感じでお過ごしくださいませ。













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by erioneesan | 2017-03-15 02:15 | Trackback

収束って何 1

3月1日午後。東京地裁103法廷。

午前10時からすでに始まっている
『福島原発被害東京訴訟』の『原告尋問』というのを傍聴しに行きました。

普段は傍聴券が必要なんですが
この日は長丁場の尋問なんで、なんでしょうか
傍聴券必要なし、出入り自由、というスタイルでした。

静かな法廷に入ると
女性がすすり泣く音だけが響いていました。

「この原発がなければ…
ずっとこの先も…
楽しく暮らせました…」

津波に住まいを奪われ
東京で避難生活を続ける女性でした。

申し込みの資格がある、いわき市公営住宅の土を取って測定したところ
20万ベクレル/平米、基準値4万ベクレル/平米の5倍の放射線量だったそうです。

「恐ろしいです。戻りたくても戻れません。
親しい間柄の神社や、榊を取りに行っていた山林の線量も非常に高いです」

いわき市内で娘さん2人と3人で広いお屋敷に住んでいた女性は今
新宿区内のアパートで娘さん1人と2人暮らし。
家賃は免除ですが来年の3月で打ち切りだそうです。
そして、今のアパートの広さは、以前のお屋敷の一間分という狭さ。

「今まで充実した生活をしていたのに
72歳になってゼロから知らない土地で生きなくてはならないのか」

今の暮らしはどうですか?という
原告側の弁護士さんからの問い掛けに
女性の重く悲しい言葉が返ります。

最後に裁判所へひと言どうぞ、と促された女性は

『いわきで生まれ育ち、いわきで働き
充実した生活していたのに
原発で滅茶滅茶になってしまった。
この先どうなるのか。
国や東電は【自分や自分の家族がなったら】と考えて
責任を取ってほしいと思います』

重く、はっきりとした口調で答え、退席されました。


(つづく)



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by erioneesan | 2017-03-10 08:00 | Trackback

力点

鈴木秀樹選手のCACCセミナー見学してきました。
面白かったす。そして見てるだけにしといてよかったす。
ものすごいマニアの仕事仲間に相談したら
「絶対見学だけにしといてください。えりさん故障したら困りますから」
と、釘を刺されまして。
自分でも、参加したら面白くなってアドレナリン出て
調子こいてどっか絶対ひねったりして仕事に支障を来すに決まってるな、と。。。
しかしみんな楽しそうだったなぁ…体鍛えたら参加できるかなぁ…楽しそうだったなぁ…

ちなみに、自分が見学したのは第二部のブレイクダウン。
多分、プッシュ、クロスフェイス、クレイドルと、もう一個なんか忘れた…
4つ教わってました。

最後の公開スパを見てたら
前の会社の同僚女性に連れてかれて観てた初期のパンクラスの試合を思い出しました。

今までは
「技わかんないけどスゴイのはわかるしお客さんのコメント聞いてて面白いからいいや」
だったんですが
鈴木選手のCACC入門読んでたら
「ちゃんと理解した方が絶対的に面白いんだな」ってわかりました。
それもこれも鈴木選手の、というか、ビル・ロビンソン氏の入場曲
ブルーアイドソウル効果なんです、実は。
あの曲に惚れまして。
あの楽曲を吹きたいがために昨夏から習い始めたトロンボーン。
ちゃんと稽古しよ。。。

一番印象に残っているのは『力点』。
何度も『力点』ておっしゃってました。
『力業』じゃなくて『力点』。
基礎は理数なんだよな、と。格闘技も音楽も。
そこから+α、感性とか力業とかなのかもなんだけど。

セミナー後、写真を取っていただきました。
大きく感じた本もご本人が持つと小さく見えます。
ありがとうございましたm(_ _)m!

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♪♪♪
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by erioneesan | 2017-01-30 01:27 | Trackback
8月19日 昼便。

翌20日が祖母の十三回忌法要の為
祭りを終わりまで見届けることは出来ず、本土への船に乗り込みます。

見送るのも見送られるのも苦手です。

波止場が見えなくなり。
祝島もやがて視界から消え。

ふと、前日昼のことを思い出しました。

出店のドライカレーを美味い美味いとひとり頬張っているところへ
見覚えのある女性が頭をペコペコしながら近寄って来ました。
誰だっけ。。。
「どうも、はは、どうも、美味しいですよ、これ」
「ありがとうございました」
「あ。。。どうも。。。えーっと。。。」
「おばあちゃんが立ったんです」
「おばあちゃん。。。はあ。。。」
「あの晩、布団の中で踊りの手を振ってて。もうお迎えが来てるのかねえ、ってみんなで話してて」
「はあ。。。」
「そしたら翌朝、孫を集めて踊ってみせたんです!」
「はあ。。。ん。。。あー!そういうことですか!凄いじゃないですか!!!!!」

島に来た初日、宿主のりちゃんに無理矢理弾かされた三味線を
喜んで聴いてくれた92歳のおばあちゃん。
2年前に島で一緒に暮らしていた娘さんが亡くなり
本土に住む娘さんの家で暮らすようになってからは
足腰が効かなくなり、ずっと車椅子で生活していたそうです。

「えりさんのおかげです、ありがとうございます」
「いや。。。自分は何も。。。そりゃぁ。。。よかった。。。」
「はい、本当に嬉しかったみたいで。。。ありがとうございます」
「いえ。。。そんな。。。おばあちゃんによろしくお伝えください」
「はい、またお願いします」
「はい、また弾きに来ます」
「ありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました。。。へええ。。。」

車椅子の人が立って踊ったってことは凄いことだし素晴らしいことだし。
実際弾いたのは自分なんですけど。
未だにちょっと人ごとな感じがあって、いや、人ごとっていうのも語弊があって。
なんというか、自分の力じゃなくて、これは周りの人のおかげだなあと。

そんなわけで。
のりちゃん、ありがとうございます。
島の皆さん、ありがとうございます。
島に導いてくれた山秋さん、ありがとうございます。
島で一緒に公演してくれたおしどりさん、ありがとうございます。

そして、自分を育ててくれている寄席と、興行に携わる皆さんに感謝します。

全ての人と物事に感謝しながら
寄席囃子という職業に就けたことの喜びを噛み締めながら
この天職を全うすべく精進しようと決意を新たにしながら
世界中の人々の生活が平和になることを切に願いながら
祝島の益江さんが持たせてくれたよもぎ餅を焼いています。美味しい。

今年もいろいろありがとうございました。
来年もいろいろよろしくお願いいたします。

そんじゃ今年最後の仕事に行ってきます。
よいお年を。

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♪♪♪
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by erioneesan | 2016-12-31 14:46 | Trackback
8月18日15時。

神楽のメインイベント『岩戸開き』が終わった後も
しばらく神楽を観てから夕飯の炊き事(ご飯作る係)へ。

公民館の調理室の勝手口を開けると
誰もいない…あ、いた。
みんな、奥の上がりでおやつを食べています。
「三味線も食べ!」
漁師の民ちゃんが声をかけてくれました。
つい2日前までは
『三味線の先生、先生も食べにゃ』だったのが。
仲間に入れていただけた!と思った瞬間のひとつでした。

聞くと、夕飯の準備は大方済んでいるらしく。
後は、直前にやらねばならないことだらけだそうで。
それまでは体力を温存しておやつの時間。

いろんな話が飛び交う中、話題の中心はやはり16日の船入り。
「あー、ようやったようやった」
「そやったねぇ、よう声がでとった!」
誰の話かじっと聞いていると
どうやら、いつも魚を捌いてくれる、いくちゃんというオニイサンの話らしく。
そのいくちゃんが神舞の船上で歌を歌う係だったらしく。
その歌声が大きくよく出てたそうで。
「そりゃ、ゆみちゃんに"違う!違う!"って随分鍛えられてたし」
「そうなん、それで上手かった」
「ああ、上手かった上手かった」
「上手かったといえば、昔は誰々が上手かった」
「誰々って?」
「ほら、あっこのほれ、誰々の誰々」
「あー、あっこの、誰々の誰々」
「へえー!あっこの誰々の誰々!」
もう、ちんぷんかんぷんです。
でも、皆さんが記憶を擦り合わせて会話しているのを聞いていると
わからないながらも何だかとても楽しいのです。

そういえば、ゆみちゃんは盆踊りの時も歌ってた。
「あれはなんというんですかね」
「あー、ありゃ、ボンクドキ」
「ボンクドキ、ですか」
「ゆみちゃんだけですか」
「いやあ、としぼうが上手い」
「最近はよしぼうも歌うてるなあ」
「よしぼうはゆみちゃんの弟子じゃ」
「他には…」
「おらん」
「なんで…」
「なんでじゃろ」

わいわいしているうちに
いつの間にか普段の炊き事の大忙しになり。
かこちゃん、ようこさん。
炊き事をやっているうちに
みんなの顔と名前が少しずつ一致してくるのが嬉しく。

夕飯の炊き事の後は片付け係。
わいわいしているうちに片付けの時間になり。
わいわい要領よく片付けも終わり。


そして今夜は最後の夜だ。
もう一度、盆口説きが聴きたい。
「盆踊りやりますかね」「やるって言っとったよ」

公民館から急いで盆踊りの櫓へ向かうと
よしぼうが盆口説きを歌っています。
聴き続けて節がなんとなくわかってくると
今度は文句が気になってきます。

……………………
鈴木…もんど…侍…
アラマカショーイ
女房…二人の…子供…
ヨイヤサーノセーヨイヤサーノセ

なんじゃこりゃ。
新宿がどうの、とか言ってるな…。
祝島でいうところの新宿って、一体どこの新宿なんだ…。

よしぼうに変わってとしぼうが歌って
またよしぼうが歌って。

櫓近くの石垣に腰を下ろし、ICレコーダーで音を録っていると
えびす商店のさとしさんが
「恩田さんも踊らにゃぁ」「は、はい」
笑ってごまかします。
踊るのは、苦手だ。

しかし、しばらくすると、かこちゃんが
「踊る。踊るよ」と、手を引っ張ります。
これはもう逃れられません。

かこちゃんを手本に、うーん、うーん…
こう…こう…こう…あー…違う…
回りの人ももどかしいようで
「いやいや、左足が、こうじゃ」「左足が…こう…」
「いやいや、こう」
うーん、うーん…うーん!出来ない…

歌い終わったとしぼうさんも
「出来ちょる出来ちょる!」と励ましてくれつつ
「こうして、こうして、こう」「こうして…こうして…」
「いや、こうして、こうして、こう」
うーん、うーん…うーん!出来ない…

踊りながら、いや、踊れないながら
いつか歌ってみたいなぁ、盆口説き…
いつかどなたかに教えていただこう…
と思うのでした。

そして
あたたかい満月が櫓を照らしていたのでした。

(つづく)


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♪♪♪
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by erioneesan | 2016-10-16 15:47 | Trackback